大森元貴に魅せられて

Mrs. GREEN APPLE 大森元貴くんに魅せられ、腰が砕け、脳が溶けそうになっている、新参者JAM'Sのこころの内。 │ '97

画面越しとの圧倒的な違い。初めての生ミセス。Coke STUDIO SUPERPOP JAPAN 2023

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10月8日、初めてミセスのライブに参加しました。

 

アリーナAブロック5列目の強運。

果てしなく『ライブに行くこと』に価値を見出せなかった私の人生が、一変した日でした。

 

歌唱は全6曲。

1.私は最強
2.インフェルノ
3.ダンスホール
4.Blizzard
5.Loneliness
6.Magic

 

『今』のミセスを余す事なく知ってもらえる、名刺のようなセットリスト。

ワールドワイドな雰囲気漂う本イベントにぴったりの『私は最強』に始まり、ミセス知らないけど聴いたことある!という人が多い『インフェルノ』でぐっと掴んで。

言わずもがな最高のセトリでした。

 

しかし、ミセスに心鷲掴みにされている私は、これらの曲を耳にタコどころかイカが出来るほど聴いてきたわけです。

家でミセスでは音は自分好みのイヤホンで、映像は選び抜かれた、プロの光角度で捉えた表情をドアップで。何度も何度も堪能できる。

 

過去、期待十分に挑んだ別アーティストの人生初ライブは、鼓膜を破く会(?)に参加したのかと疑うほどの爆音で、歌詞は聴き取れず、本人はおろかスクリーンすら見えず。

地方からの遠征、お金を払って引き換えに破れかけた鼓膜と心。

 

そんな、ライブに前向きなイメージがなかった私に

教えてあげたい。教えてあげましょう。

 

ミセスのライブ、想像を遥かに超えるものだよ、と。

 

何より一番に感じた【画面越し】との圧倒的な違いは

大森元貴が、『わたし』達に向けて、全身全霊で歌ってくれているという、この上ない感動です。

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リスナーに向けての愛、向き合い、感謝、ひとつの大きなエネルギーになって、胸の真ん中に大変ベビーに響いてきました。あやうく気絶するところでした。

 

もちろん歌は誰かに届けるためにリリースしているものだけど、曲の聴こえ方が、体への染み込み方が、全く違う。

 

そして、これも画面越しには感じ取れなかった、元貴くんの凄まじいエネルギー。

彼から発せられるものが、とてつもないのです。狂気的とも言えるほど。

ああ、もうこの人はおかしいんだな、おかしくなっちゃってるんだな。もちろん最上級の褒め言葉です。

 

それを昇華させて、こんなにも笑顔になれたり、何万人とジャンプできたり、心震え上がったり、腰を抜かすほど色気たっぷりだったり。形になってる。

 

この才能をどう飼い慣らしているのだろう。

少なくとも、一人で部屋で歌ってるだけじゃむり。大きな場所で放たないとこの人は自分を保てない、生きられないんだろうな。

昇華させて、薄めて、シェアしないと…。

大森元貴の抱えるエネルギー、DNAが、魂レベルが……まあそんなものは私には見えないのだけど、あまりにも濃すぎるように感じたのです。

 

 

ライブの内容で言うと、私のちいさな脳みそに唯一映像として焼き付いているのLoneliness。

 

二番サビ前でのアレンジは度肝を抜かれるもので、歓声というより悲鳴が上がってた。

動き方もね、なんかとんでもなかった。見たことない動きしてた。

官能的であり、非常に男らしく力強い。すごくドキドキした。

 

元貴はほとんどステージのセンターから動かなかった。

私はあっという間にコーク界(?)に逝ってしまい、踊り狂うように飛び跳ねたりクラップしてたけど、途中ふと我に帰って目を凝らすと、そこにはクリアに大森元貴

 

個人的にどタイプな黒髪かきあげスタイル。

遠いからちょっとミニチュアサイズだけど、確実にそこに立体的なモトキ。

信じられない位にかっこいい。痺れる。指のライトリングがお揃いだよ。嬉しい。

 

曲の間、みんな「もっく〜ん!」と声援を送っている。迷うけれど、今日だけはアメリカンにいこう。コークだし。

そんな決意を胸に、「元貴〜〜〜!」と愛を叫びます。想像以上の声量に自分がびっくり。

 

開演前本人が『来られる方の沢山大きな声を聞かたいなぁ』とポストしていたので、それはもう愛と勇気を振り絞りました、唯一の友達です。

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(iPhone11の限界)

 

ラスト1曲前のMC。

「Magicを歌って最後の曲にしようと思います」と放つ彼に、「やだー」「まだ来たばっかじゃーん!!!」と最前列付近のファン。

「来たばっかって、もう5曲も歌ったよ?」

会場は笑いに包まれます。

1万人もいるなかで、普通に何人かのファンと会話をする。たまりません。ずるいよ。大好きです。

 

最後に歌唱した『Magic』は撮影OKで、写真は全てこの時のものです。

 

1万人の「Hey!」の掛け声で、自分の声がかき消される感じとか、「いいよ〜♪」のフレーズでと一緒にふわっとジャンプする浮遊感、ライブの楽しさもすごく感じた。

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40分も歌っていた事実が信じられない。

楽しい時間はあっという間に過ぎ去るものですが、リアルに体感時間は5分でした。

ここまで早いことは26年生きていて初めてだった。時間の概念って、あるようでないんだなと痛感いたしました。

 

お隣の席のJAM'Sの方とも、待ち時間に沢山お話しできて楽しかったです。

人見知りなのに、人見知り発令せずに。ライブ前からアドレナリン全開でした。出る側の勢いでした。

 

今日は、ちょっとどころじゃない

"ご褒美を"な一日でした。

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Coke STUDIO SUPERPOP JAPAN 2023。

とびきりの体験をありがとうございました。

 

来年もまたここで、会えますように。